智美は非常に視界の悪い状態に困惑しながら恐る恐る足を踏み出した。
歩いている間も口内には唾液が溜まるので、その都度持っているボタンを押しながら口の中の唾液の処理もしながら歩き続けていた。
Yは目の不自由な人を介護するような感じで、智美を誘導し駅の改札を出たあと暫く歩道を歩いたところで、人目の付きにくそうなビルとビルの間の路地を見つけ、智美をその路地へと連れて入っていく。
少し進んで人目に付かない場所で立ち止まり、周りを見渡し防犯カメラ等がないかを確認したところで智美に話しかけた。
『駅のホームじゃ目立って出来なかった接続をここでするから、何されてもおとなしくしてるんだよ。』
と言って智美のスカートを捲り上げた。突然の行為で真っ赤になってモジモジしている智美に対し、
『そのまま足を開いて立ってくれるかな。作業しにくいから。』
と言って足を開くように強要した。
智美は観念したかのように、ゆっくりと足を肩幅より少し広く開いたままじっと耐えている。
『ちょっとまってね。』
と言われ、挿入されているディルドのあたりを触られている感覚があり、その後スカートの腰部分に指を差し込んだりされる感覚があったあと、
『もう足閉じていいよ。』
と言って捲くられていたスカートが下ろされた。
視界が悪いため何をされているかもはっきりと分からず、声も出せず聞くことも出来ないのでそのまま次の指示を待っていたところ、
『さて済んだよ、さっきのボタンは返してもらうね。』
と言って、手に握っていた唾液排出用のボタンが回収された。
『ボタンは回収したから、これから涎を排出するときはディルドを締め付けるんだよ。それで排出できるように繋ぎ変えたから。分かった?』
戸惑って反応出来ていない智美に、
『分かったら返事。』
と強い口調で念押しされ慌てて頷く智美。そうこうしているうちに口の中から涎が垂れそうになり、慌ててディルドを締め付ける。
口の中から唾液が吸いだされるのと同時に、ディルドが激しく振動し尿道弁のバルブが開き排尿感を感じる排尿も促がされる。
智美がそのシステムを使用したのを確認した後、
『それで涎は排出できるよね。口から涎漏らしたり、締め付けることで逝ったりしたら罰与えるからね。ちゃんと自我をコントロールして使うんだよ。』
と説明を付け加えた。
智美は困惑していた。ディルドを締め付けることで、得られる快感に加え、涎から開放されるすっきり感、排尿という爽快感が得られるようにされていた。
確かにずっと締め付けて快楽におぼれてしまいたいと言う気持ちにすらなっていた。
(逝ったら罰と言われても・・・。)
智美は狼狽していた。
(唾液はすぐに溜まるのでディルドを締め付けないと、唾液は排出できない。ディルドを締め付けると唾液は排出できるけど、強烈な振動と排尿が出来ちゃうんじゃ感じてしまう。)
暫くして気付くのだが、排尿はされていなくても排尿している感覚だけはディルドを締め付けると感じる仕組みになっていた。
唾液が溜まるのは非常に早い。特に意識しだすとなおさら早く溜まるようになっていた。
その都度、智美はディルドを締め付け排出しなければ涎が垂れてしまい、罰が確定する。とはいえ度重なる締め付けで快感の波も限界近くまで達していた。
唾液排出ボタンの配線を繋ぎ変えた後、新たに人目の少ない路地が見つからない可能性もあることから、どこにいるのか分かっていない智美をいいことに、如何にも目的地に向かって歩いているようにしながら、人目の少ない路地のそばを適当にゆっくりとした足取りで練り歩いていた。帰る前にアナルプラグまでは外で装着したかったからだ。
配線繋ぎ変えた際に、アナルプラグを装着するのもよかったが、智美自身の失態で付けざるを得ない状況に追い込みたくて、手の込んだ策を講じていた。
智美の仕草等から崩壊のときが近いと感じたYは、智美を再度人目の少ない路地へと誘導しそこで立ち止まって、様子を見る。
智美は視界がないので一人ではどうすることもできない。何故止まっているかも理由が分からず必死に快感の波と戦っていた。
結局、エンドレスに続く自滅への行為に屈して、エクスタシーに達した。
Yはそれを確認し、ディルドを締め付けた時と同じ状態を維持するリモコンボタンを押し、智美を出しきしめるように支える。
抱きしめられた腕の中でしがみ付きながら痙攣する智美を強く抱きしめ、エクスタシーから発散されるフェロモンと体臭の混じったローズのような香りを嗅ぎながら、股間を最大限に膨らまして満面の笑みがこぼしていた。
抱きしめながら智美が動かなくなるのを確認してからディルドのスイッチをオフにした。
立ったまま体重をYに預けるように失神している智美を抱きしめたまま、暫く智美の身体のぬくもりと感触を味わってから、ディルドの制裁パルスを一瞬だけ発動させた。智美の身体がピクッとなったが目が覚めない。
《ありゃりゃ、やりすぎたかな。外なのにまずったなあ。》
と思いながら、もう一度制裁パルスを発動させる。2回目の刺激で智美は意識を取り戻したようだが、まだ朦朧としていて体重は彼に預けたままであった。
Y自身ずっとこのまま抱きしめているだけでも気持ちよかったので、抱きしめながら意識がはっきりするのを待つことにした。
徐々に智美の意識がしっかりしだしてきているようで、支えていなくても一人で立っていられるほどまでには、回復したようであった。
Yは、
『結局逝っちゃったね。罰は受けてもらうよ。』
と話しかけた。智美はうなだれるようになりながらも縦に首振っていた。
『じゃあ罰としてアナルプラグを挿入させてもらうからね。その間涎を吸引するポンプは止めているから涎を垂らしちゃだめだよ。』
と言って智美を壁に向かわせ両手を壁に着いた形でスカートを捲り上げ、両足を開かせた状態で、挿入するアナルプラグとワセリンを取り出し、アナルにワセリンを塗り込みながら指を出し入れしたりしてアナルを解していく、その間智美は声を押し殺し、涎を垂れまいと口を引き締め街中で行われている肛虐に耐えている。
充分ワセリンを塗りこんだ後、彼はアナルにプラグの先端をあてがいゆっくりと挿入していった。
挿入を終え、プラグやディルドのジョイントに繋がっていたパイプを取り外し、新たにアナルプラグへ繋がるパイプをジョイントへ接続し、マスクから伸びるパイプもアナルプラグへと接続をして、唾液を吸引する機能を再開させ、捲くっていたスカートを下ろし、
『涎吸引するポンプ使えるように下から吸引していいよ。』
と智美に声をかける。
今にもこぼれそうになっている唾液を吸引するため、智美は恐る恐るディルドをゆっくりと締め付けていく。ディルドを締め付けた結果、排尿感の刺激はそのままあるが、ディルドは先ほどまでとは違い緩やかに振動するようになっていた。
胸をなでおろす智美ではあるが、排尿感による快感に目覚め始めているのには気付いていない。また吸引される愛液や涎はアナルプラグを徐々に肥大化させているが、アナルプラグがその脅威を振るうにはまだもう少し時間がかかる。
このアナルプラグが、この後智美をずっと苦しめることになることはまだ知るよしもなかった。
一通り満足のいくような装着をし終えたYは、再び智美を誘導しながら目的地に向けて歩き始めた。
作:Satomi


















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