~第一段階困惑~

172月 - による satomi - 2 - 好奇心 小説

智美は濃く霞がかったわずかな視界しかない世界で、どこを歩かされているかさえも分からず、絶え間なく続く尿意に耐え、とめどなく溢れる唾液を処理するためにディルドを締め付け歩くとことを余儀なくされていた。

 

何もしなくてさえ辛い状態であるにもかかわらず、歩かされ続けている智美。共に歩くYは智美を気遣う素振りを見みせないように振舞いながら前をマイペースな速度で進んでいく。はっきり見えない智美には付いていくのがやっとの速度でもYを見失わないようついていかなければ、Yを見つけることはほぼ不可能になる。そういう不安必死に後を追いかけていた。

 

実際手や腕等は拘束されておらず、まだ自由なので厳密に言えば、Yからはぐれた場合でも今の視界を失った状態からは脱することは容易である。だが身体に取り付けられた器具のいくつかはすでに自分では排除できない構造のものもあったことから、そのような事態に陥っても勝手に視界の回復とかを施した場合、罰として苦しい現状のまま暫く装着し続けることを余儀なくされるであろうことも予測できた。

 

歩かされ始めてから、すでに小一時間以上経過しており、智美は激しい尿意に襲われていた。しかもその直後から急に便意も感じる用になりだしていた。

 

膀胱内の原価地に近い圧力を感知した時点から自動的に余剰分の尿がアナルプラグ内へと転送されるようになったためアナルプラグが更に膨張し始めたからであった。

 

言葉では言い表せないほど耐え難いほどの苦痛が全身を襲いかかる。

ディルドを締め付けることで注入される唾液、膣内にあふれ出る会い液そして余剰分と排出される膀胱内の尿がすべてアナルプラグを膨らませるのに一枚噛んでいたからであった。

 

排尿弁が開くとアナルプラグへと尿が進む仕組みではあるが、直腸内の圧が高まると自然排尿の力では圧の高まっているアナルプラグへの流入は困難である事に加え逆流の問題も生じる事から、直腸で発生している内圧に負けずに流入を補助する逆流防止弁の付いたポンプにより、膀胱からの排尿とアナルプラグへの流入はスムーズに行なわれる仕組みとなっていた。

 

その仕組みによりアナルプラグは順調に肥大化し、出来上がった固形物が擬似便として排泄感を最大限に誘発、智美の直腸内で猛威を振るい始めていたのだ。

 

膨張したアナルプラグの中には挿入されてから自分が排出した尿、唾液、体液で満たされといるので、自分が作り出したもので自分が責められると言う構図が完成していた。

 

アナルブラグの最大膨張率は智美の直腸の限界耐圧容量より若干少なめの容量に設定されており、規定容量までプラグが膨らむと、今までアナルプラグに送り込まれていた液体の流れが遮断され体内へとオーバーフローする経路へと切り替わり、腸内への流入が開始される仕組みとなっている。

 

実際アナルプラグは、お腹の中の老廃物を押し戻しながら、オーバーフローが始まる寸前の容量まで膨張し、智美の限界値をすでに超えていた。

 

(嗚呼、もうだめ漏れちゃう。)

 

その場に立ち尽くす智美。Yを追うことすら忘れて身体が小刻みに震え、括約筋を緩めている。通常で言えばいわゆる垂れ流し状態で股間の筋肉は弛緩して放心していた。

 

Yは智美を気遣っていないようには歩いているが、常に智美の動きはチェックしていた。智美が立ち止まった事に気付き少し離れた視界からは見えないであろう位置に立ち止まり様子を見ていた。

 

(嗚呼、出せない。苦しい。助けて。)

 

力が抜けてもいくら息んでも排尿感と便意は消えていかない抜ける気配がないのだった。智美は助けを求めようと周囲を見たがYの姿が見えなくなっていた。動揺が走り我に帰り慌てて見えない目で周りを見渡した。

 

(彼がいない・・・。)

 

慌てて携帯電話を取り出すが画面すら見えない。

 

 

(どうすればいいの・・・。)

 

 

動揺で一瞬尿意や便意を忘れたが限界近い状態は変わらず、またその苦痛に引き戻された。

 

狼狽した智美はその場に座り込んでしまった。

 

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