~逝っちゃダメだよ~

82月 - による satomi - 1 - 好奇心 小説

「逝っちゃダメだよ。」

 Yは、そう言葉を残し仕事に出かけて行った。

 残された智美は指一つ動かせない拘束の中、局部に設置された器具が緩やかに振動している。逝かない様に頑張ってはいても、身体の火照りに抗う事はできず、抑えようという意志を打ち破り、絶頂への階段を上り詰めていく。

 絶頂への階段を上りきり逝きそうになった瞬間、智美のつけられている首枷に電撃が流れた。

「グッ!!」

 猿轡に封じられた口元から声にならないうめき声が漏れた。

 今にも絶頂を迎えようとしたその時、首から放射線状に広がるように伝わる耐え難い衝撃に、高ぶった感情は引き戻され不完全燃焼した感覚と感情だけが残っていた。

(ひどい・・・。)

 絶頂を迎えようとした瞬間に、それを強制的に止められたことで湧き出た不満の感情であった。

 不満はあったものの智美はYが出かける前にイヤホン越しに話しかけてきた言葉を思い出していた。

(そうだ、逝っちゃダメだったんだ。さっきのは衝撃で逝かなかったら大丈夫だよね。)

と、勝手な自己判断で、約束は守っていると思い込み安心する智美であったが、それは大きな間違いで、智美が逝きそうになる度、電撃と共にきっちりと回数もカウントするように設定されていた。このカウンターの数値は、後に逝っちゃダメだよと言われたことを破った回数分の罰を受ける仕組みとなっていることに、このとき智美は気付いていなかった。

 電撃を受けた事で冷静さを取り戻し、気持ちを他に持っていくことで気を紛らわしながらしばらく堪えていた智美だったが、付けられていたガスマスクに入ってくる空気に、記憶している匂いが混ざりだしたことに気付いた。

 それは、脳に刷り込まれたYの精液の香りであった。智美はこれを吸うと、強制的に発情するように調教され、仕込まれていたのである。

 これもYの策略で、ある一定の期間首枷の電流制裁が発動されないと、フィルター越しの外気吸入から、精液の入った吸入ボトルを通じた吸入へと切り替わるように設定されていたのであった。

 精液の匂い気付いたところで呼吸をやめるわけにもいかず、逃れられない香りと、緩く稼働する局部の器具がますます智美を追い込んでいく、智美は発情状態に追い込まれ、責められたまま絶頂を必死に堪えようとしていた。耐えている智美は気づくことができないでいるが、実は精液臭をとりこんでいる呼吸制御装置には外気との手前に更にリブレスバッグも装着されていた。

 そのことで一部の呼気を再度吸入させられるようにもなっており、緩く気づかない程度に酸欠状態にされていたのであった。

 智美は、ただでさえ意識を繋ぎとめるのに必死な中、さらに朦朧としていくのであった。

 思考能力が低下する事で抑制する気持ちが薄れ、本能の赴くまま快感の波に飲まれようと身体が反応し始めた。そうなると絶頂を迎えるのに数秒も要せず、2度目の絶頂を迎えようとしてまた衝撃が走った。

 意識朦朧としていても目が覚めるほどの衝撃を受け、覚醒した智美は2度目の絶頂に達しようとしていた事を認識した。

(ああ、また。)

 一時的に意識は回復しても酸欠状態であることには変わらず、また朦朧としていく智美であった。

 すでに設置されたカウンターは2をカウントしていた。

 その後意識が朦朧とする中、数回絶頂を迎えようとして電撃を受け続け、すでにカウンターは10をカウントしていた。

10をカウントした時点で、吸気ボトルからの吸入から、ただのフィルター越し外気吸入へと切り替わり、酸素が取り込まれることで次第に意識がはっきりとしてきたところで、智美はある異変に気付いた。

 尿道にはYが不在でも排泄されるように導尿プラグが挿入されていて、作動している限り尿は排出され続けているはずなのに尿意を感じていたのである。しかも意識がはっきりするほどに耐え難い尿意である事に気づいた。

 それもそのはずで、カウンターが1カウントするごとに膀胱内に留置されているバルーンに50mlのゼリー状の液体が注入されていたのである。

 すなわち10カウントした時点で智美の膀胱の限界値である500mlが膀胱内に充満していたのである。

 少し耐えようとしたものの、

(嗚呼、漏れちゃう。ダメー)

と言って一気に放尿しようとする智美だが、耐え難い尿意は一向に減る気配はない。

 逆に激しい尿意に耐え切れず、尿を絞り出そうとして力んだ結果、膀胱内のバルーンを締め付けることとなり、その圧力をセンサーが認識して、別の機能が作動した。

 直腸内にあらかじめ仕込まれていたアナルプラグが膨張をはじめたのであった。膨れ上がったアナルプラグは、便意の限界値であるサイズまで一気に膨れ上がってしまったのである。

 その結果、智美は耐え難い尿意と便意に苦しまされる結果となったのであった。その直後イヤホンからあらかじめ罰が発動した時点で流れるように録音していたYの声が智美に聞こえていた。

「約束を破って10回も逝こうとした罰を受けてもらうからね。智美にはおしっことウンチ出せない状態にしてあげたから、せいぜい頑張るんだよ。」

といった後また何も聞こえなくなった。

 その状態になってから、智美は何度か耐え切れずに意識を喪失していたが、意識の喪失も許してもらえず、すぐに首枷の例の電流制裁で覚醒させられ、尿意と便意に耐え屡次極二匹戻されていたのであった。

 本来の尿と便については尿道プラグとアナルプラグの中央を通る管ですべて溜まらずに自動排出させられているので、膀胱や直腸内に追加で溜まる事はないため、器官の破裂は起きないように配意されていた。すなわち限界の状態のまま耐えさせていても器官の損傷は起こらずに破裂もしない仕組みであった。

 罰が発動し1時間した時点で、また録音されたYの声が聞こえてきた。

「苦しいかい。救いの手を与えてあげるよ。今からディルドの振動を再開するけど、ちゃんとそのディルドをしっかりと締め付けている限り、その尿意と便意から開放してあげるよ。但し1度でも逝っちゃおうとすると、また暫くは出せない状態で耐えてもらうからね。じゃあゲームスタートだよ。」

 音声が途切れた瞬間膣内に挿入されているディルドがゆるくうねり始め振動しピストン運動を始めた。便意に耐える状態では微弱なその動きですら拷問に近い動きであった。

 智美は動くディルドを言われたとおりに強く締め付け始めた。

 締め付けた直後膀胱内と直腸内の異物の収縮し、尿意と便が薄れていく、排尿と排便の感覚でも逝くように躾られている智美は尿意便意がなくなる感覚でも逝きそうになったが、排尿感排泄感がないことで何とか逝きかける感情を押さえ込む事ができた。

 尿意と便意からは開放される一方で次第に激しくなりながら稼動するディルド。異物の収縮に連動する形でディルドの動きが激しくなっていた。逝かない様にディルド締め付ける力を緩めると尿意と便意がぶり返すかわりに、ディルドの動きはゆるくなっていく。尿意や便意に我慢できなくてそれから逃げるためには締め付けるしかないが、締め付けるとディルドの動きが激しくなりすぐに逝きそうになる様に追い立てられるという図式が形成されていた。

 地獄と快楽を自らの選択で交互に行なう事で追い立てられ、また智美は絶頂への階段を駆け上ってしまった。

 11度目の制裁を発動した事で、またすべての機能が停止し膀胱内と直腸内の異物が最大サイズ膨張し尿意と便意の地獄の罰モードに突入。そして1時間後再開される快楽と地獄のゲームを経て、また罰モードへといったローテーションの繰り返しが行なわれ、Yが帰宅したとき智美は罰モードの最中で、カウンターは17をカウントしていたのであった。

 

“~逝っちゃダメだよ~” への1件のフィードバック

  1. 小説とサンプル動画がピッタリ合致してますね。
    センサーや責め具の機器が開発できそうな内容で、そんな責めと調教を受けたいと強く願望していまいました。

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