約束Ver2 ~内側からの拘束~

248月 - による satomi - 2 - 好奇心 小説 小説

Yは歩きながら今の智美がどういう状況におかれているか考えていた。

通常成人の膀胱の蓄尿量は平均して500ml程度で貯められる構造だ。尿の量は個人差が大きいが、智美の場合は、先ほどの限界時採尿できた量が約300ml強であったことから、膀胱内のバルーンに300ml出せないものが残っていることを考えると、智美の膀胱は600mlが最大尿意を感じる限界値であることが分かる。

次に尿意であるが、尿意は膀胱にかかる内圧15~20cmH2Oで初発尿意を感じるもので、成人で量にして約200ml~250mlほどで初発尿意を感じるといわれている。すなわち智美は膀胱内のすべての尿を出し切った状態でも300mlのバルーンがあるために常に尿意を感じているという事になる。

その状態で、公園内の通路へ連れ出されて歩かされているのである。そう想像するだけでも笑みがこみ上げてきた。

さらに尿は通常、成人で一日あたり1000ml~2000ml生成されるといわれており、1時間で約42ml~83ml、1分間に約0.7ml~1.4ml生成されている。

それに基づいて、智美には現在尿の排出量を弁作動時最大で1.5mlに設定している。1.5mlの量は智美が一生懸命ディルドを膣で絞め続けていることで1分簡易出せる量である。計算上ディルドを絞めつけることをせず弁も開かないで状態であれば3時間半~7時間ほどで限界の最大尿意に達することになる。ただそれも利尿剤を使っていない場合の話であり、智美にはすでに利尿剤を服用させている。利尿剤の効果でどれくらいの量が余剰されて生成されるものなのかは分からないが、確実に智美を追いやる状況にしている事には間違いないだろう。

公園の茂みを出て歩き出してから約10分、智美の顔が少し火照っているように赤く高揚しており息遣いが荒い。智美の腰にぶら下げているペットボトルを見ると底から3mmか4mmほどの液体(尿)が溜まっている、約13~15mlほどの量だ。時間的に考えるとほとんどディルドを絞めつけていないと溜まらない尿の量である。

Yがふと立ち止まって振り返る。Yの視線は智美の顔からペットボトルへと移動しペットボトルの量を確かめた後、

(あれからずっとディルドを締め付けながら歩いていたのか。)

と笑みが浮かびそうになるのをこらえ、そ知らぬ顔をしながら智美に背を向け、駅方向へと向かい歩き始めた。

智美は最初の喫茶店を出た時点から尿意に苛まれている。先ほど茂みで耐え難い尿意からは解放されてはいるものの尿意が完全になくなっているわけではない。

溜まっている尿を排出して公園内の通路に戻った時点からすでにおしっこがしたくて堪らない。

Yからディルドを締め付ければ出せると聞いているので尿意に耐え切れず、ずっとディルドを絞めつけてはいるが、尿意はまったく変わらない。しかも締め付けることで歩くたびに膣内をディルドが刺激が増しているため、多少感じることもあるが、おしっこがしたいほうの気持ちが勝ってしまっているために、締め付けるのをやめる事も出来ないでいた。

智美が歩きながらディルドを締め付けた状態で、ペットボトルを見るとほんの少し底の方に尿が溜まっているのが見えた。

(私の締め付けがゆるいの?ただ尿が溜まってないだけ?感じないように我慢しながら締め続けているのに・・・、ほとんど出せていないような気がする。)

などと思いながらも、尿意から逃れたい一身で、どうしてもディルドを締め付けてしまう。

Yはそんな智美の事は意にも介していないように、前を自分のペースで歩いて進んでいる。

智美はというと普通に歩いているのならまだしも、ディルドが体内を貫いかれて、それを締め付けながら歩いている状態でYに遅れまいとついていくのが必死であった。

更に10分ほど時間が経ち、上野駅が見えるところまで戻ってきた。そこで再び立ち止まって智美のほうを振り返ったYが智美のスカート付近に視線が向いて、智美の太腿付近でとまり、

『内腿。』

と言って笑う。

Yの言葉を聞いて智美が自分の内腿を見て、口をふさぐように手を当て真っ赤になっていく。

二人の視線の先の内腿に無色透明の液体がスカートの中からブーツの中に伝うように光っていた。

『さすがに、その状態じゃ痴女のようだから。電車に乗る前にもうひとつ器具つけよう。』

とYが言って、Yは持っているカバンの中を探って箱を取り出した。智美はそれを見ながら

(四次元ポケットのようだ。あとどれだけあのカバンからグッズが出てくるんだろう。)

とか思いながらYから箱を受け取り、中身を落とさないようにその場で箱を空けてみた。

箱の中には、片方に分岐バルブと、もう片方には差し込むようなアタッチメント部品が付いた短い透明のパイプがはいっていた。

「はああ・・。」(これわ?)

と、つい言葉を出してしまったが、口枷のせいで言葉になってない。

何を言おうとしているかを察したYが、

『ちょっと自分でやりかえるには見にくいかもしれないけど、まず元々尿道に繋がっているパイプを外して、分配バルブに繋いで、分配バルブから伸びている短いパイプを尿道プラグ側に繋ぐ。そのあと挿入されているディルドの底部触るとダイヤル式の突起の横にそれ差し込む穴があるからそこにカチッと音が鳴るまでもう片方のパイプのアタッチメント差し込んでくれたらOK。分かるかな?』

と説明してくれたので、智美はわかりましたと頷くように首を縦に振った。

『ああそれと、ダイヤル式の突起はまわすのはだめだよ。』

との、忠告も受けた。

『じゃあ、行こうか。』

と言うと同時に、Yが駅に向かって歩き出した。

(内腿は拭かせてくれないんだ。なんか恥ずかしいな。)

と思いながら、慌ててYについていくように歩き出す。先ほどまでとは違い今度は内腿のことが気にかかり、周りの視線も気になり出しはじめた。

すれ違う人が自分の下半身に他人の視線がむいていないか伺うようにして歩いていると、すれ違う数人がスカートの方に視線が向いているのをみて、

(やっぱりばれている)

と思って顔を赤らめて少しうつむき加減になり、内腿を擦り合わす様に歩幅も小さくなった。

実はすれ違った他人は腰につけている衣装から浮いているペットボトルに目が留まって見ていただけなのだが、智美はそれを知るよしもなく、逆に見られていると意識したことで変な歩き方になった事で更に視線を集める結果になってしまっていた。

Yが駅の切符販売機の前あたりで立ち止まり、

『智美はスイカ(Suica)持ってる?』

と聞きながら振り返った。その瞬間、先ほどより智美の様子が艶めかしくなっているのに気が付いた彼は、

『どうかしたの?』

と聞いた。智美は口を指差し、手を振って話せませんよというジェスチャーをした。それを見てYは、

『まあ、今はいいや、あとで紙に書いて説明してね。それで、さっきの質問なんだけど智美はスイカ(Suica)もってる?』

スイカ(Suica)でなくイコカ(ICOCA)を持っているので、はいと言う意味で首を縦に振った。

『残額も残っているのかな?』

続けてはいと言う意味で首を縦に振った。

返事を聞き終えたYが、智美の内腿を見て、

『じゃあ、改札抜けたら、トイレに行ってさっきのパーツを装着してきてね。その時その内腿もちゃんと拭いてきなさい。さっきの倍以上濡れてて、もうお漏らし状態になってるよ。』

と笑いながら言った後、背を向けて改札方向へ歩き出した。

智美は顔を赤らめYについていくように歩き出して、改札を抜けてすぐ構内の化粧室に入っていった。

智美は化粧室に入ったあと個室に入り、濡れている内腿をティッシュで拭いた。ティッシュでふき取った粘液はかなりの量で、一度拭いただけではふき取れておらず、拭いたティッシュと内腿が細長い透明の粘液の糸で繋がっている。

(ひどい状態、これをたくさんの人に見られたんだ。)

と思うと同時に顔が熱くなるのと、粘液が更に溢れてきている感じを受けて、

(だめだめ、早くこれつけて戻らなきゃ。)

と、新しいティッシュを手に持ち残りの粘液をふき取って綺麗にした後、指示されたようにパーツを繋いで装着しはじめた。

装着し終えたあと外れないかと接続のチェックしていると、ダイヤル式の突起物に手が触れた。

(これはたぶん尿道プラグの弁のスイッチだよね。さっき茂みに入ったとき電源繋がったら一気に尿が出たからそういう設定も出来るはずだよね。)

と思いながら突起物を触りながら、

(今の設定ってどれくらい尿が出るんだろう。数分締め付けてないしいま締め付けたら結構な量が出るのかな。)

と思い便座に座りながら思いっきりディルドを締め付けてみたが、ペットボトルに流れ出るのは点滴で滴る程度の量で、さっきの茂みのときほど勢い良く尿は出ることなく、ボトル内の量はしずくが落ちる程度にしか増えていかない。

(やっぱりいくら頑張ってもあまり出ないように設定しているんだろうな。設定度合いも知っておきたいし、ちょっとくらい出しちゃってもわかんないかなあ。)

とか考えて、試しにダイヤルを回してみた。ほんの少し回る感じはしたもののどちらにも回らない。

(やっぱり回らないか。)

と諦めた瞬間、膣内部に激しい痛みが3秒ほど続き、智美は思わず、

「あ゛ぁ゛~~」

と叫ぶような声を上げてしまった。

すぐさま自分で口を塞いで声を抑えたが、かなり大きな声を上げてしまった事に動揺が隠せない。膣内への刺激はそれほどに強烈な衝撃だった。

智美がダイヤルを回した時、化粧室の前で待つYのポケットの中で小型のリモコンキーが振動していた。彼はその振動を感じてにやりと笑う。すぐさまポケットからリモコン機を取り出し、リモコンボタンの一つを長押ししたことで制裁が発動していた。

化粧室の中では智美が、膣内の痛みが治まり、誰かに不審がられていないかと聞き耳を立てみたが、幸い周りには誰もいなかったようで声をかけてくる人もおらず、

(よかった。周りに人がいなくて。きっとこれには細工がしてあったんだね。ダイアルは回らないようにロックしてあって、無理に回そうとすると制裁用の電撃が流れる仕組みってとこかな。)

と胸をなでおろしたころ、化粧室前ではYが別のリモコンスイッチを押し、更に数秒おいてまた別のスイッチを押していた。

安堵していたとき突然膣内のディルドに膣壁が吸い付くような違和感を感じた。

智美からは見えていないがディルド底部につけたパイプの中を透明な液がゆっくりと移動しはじめている。ディルドの内部に管が何本か通っており、彼がリモコンボタンを押した事で超小型のポンプが作動し、膣内の粘液を吸いだし始めていたのだ。吸いだされた粘液はパイプを伝い尿道から伸びた分岐ジョイントを経てペットボトルへと押し出されていく仕組みになっていた。

膣壁が吸い付く違和感を感じてまもなく挿入しているディルドが動き出し困惑する。10秒ほどしてその動きは止まった。これもYが間をあけてボタンを押した事により作動したものであった。

(これも私がさっきダイヤルを回そうとしたからだろうか?)

と反省しながら、立ち上がり自分の股間を覗き込んだ。新しくつけたパイプの中を気泡交じりの透明な液がゆっくりとしたスピードで移動しているのが見えた。

(膣壁が吸い付く感じがしたのはこれが原因ね。うまく考えたもんだね。)

と妙に納得をして、そのあと衣装を正して化粧室から出た。

化粧室から出るとYから、

『時間かかったね。なんか不具合でもあった?』

と聞かれ、智美は首を横に振っていいえというジェスチャーをした。

『しゃべれないだろうけど、僕に報告しておく事はない?』

と聞かれ、

(ダイヤル触って電撃受けたけど、しゃべれないから説明も出来ないし、これは報告する必要性あるのかもわかんないし、もう制裁も受けて済んでいるからこれは今すぐ報告しなくてもしゃべるようになったときに話をすればいいかな。)

と安易な気持ちで、首を縦に振ってありませんというジェスチャーをした。

『そっか。じゃあ、行こうかと。』

駅のホーム方向に向いたYの右手はポケット内のリモコンのあるスイッチを押していた。

 

作:Satomi

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