約束Ver2 ~新たな器具~

108月 - による satomi - 2 - 好奇心 小説

『一息ついたかな。』

智美は頷き、もう出るのかと勘違いして、半分近く残っているアイスコーヒーを飲み干そうとストローを慌てて咥えると、

『いや慌てなくていいよ。それよりトイレ行っておかなくて大丈夫?』

智美は大丈夫ですという意味合いを込め、頭を縦に振った。

『いや行っておいで、ついでにこれをつけてきてね。』

といって、またカバンから先ほどと同じくらいの箱と小さな巾着袋を取り出し、智美に手渡した。

智美は箱を受け取り、中を見た。

(次はこれか・・・。)

そう思いながらYの顔を見ると、少年のような輝いた目をしながら笑っているYと目が合った。照れるように巾着袋の中を見ると消毒液やキシロカイン等の薬剤とバルーン用の注入器が入っている。

この店に入って化粧室は2回目だし怪しまれないかなと思いながらも、彼に促され化粧室へと入っていった。

 

箱の中に入っていたのは、留置用の尿道プラグで独特の仕掛けを施している。

数ヶ月前、Yと智美が色々な責具について話していたとき、尿道プラグとかの話題があり、そのときに智美が言った発想のものを実現化したものである。

作成には陰核の位置から尿道口、膣口までの長さを正確に測り、設計図的なものを作成し部品注文まで自分で行なったのだが、出来上がった部品はすべてYの自宅への送付としていて、智美が部品及び完成品を見るのは初めてだった。今口に嵌めているマウスピース型の口枷も同じ手順で智美が注文し、準備したものである。

尿道プラグの装着は一部注意が必要なところはあるが比較的に簡単である。またこのプラグには二つの突起物があって、一つが尿道プラグでもう一つは膣に挿入する形なっている。

尿道に挿入するプラグのほうであるが、智美の尿道が裂けずに挿入がギリギリ可能なサイズとしているため、挿入すると尿の排泄はプラグを通してでしか出来なくなる構造となっている。またプラグには弁がついていて挿入された者は、弁の開放をしてもらえない限り尿が出せなくなる仕組みだ。

さらに膀胱にまで入る部分にはバルーンがついてあり、バルーンを膨らますと抜くことが出来なく出来る仕組みとなっている。バルーンに硬化剤などを入れると中で固まりもう二度と抜く事も不可能とすることも可能である。

バルーンは膀胱の形に添って膨らむような形状をしており、最大400ml膨らませる事が可能である。膀胱の容量は、成人で平均して500ml程度であるが、人によって、約250 - 600ml程度と、個人差が大きく分かれている。この400mlに設定した理由は、智美が尿意を感じるときに出した尿の量での、研鑽を積んでおり、250mlで智美は尿意を感じ、500mlが智美の尿意の限界点であり、バルーンを最大限に膨らます事でそれに近い尿意を常に智美に与え、尿意からは逃げられないといった責めをする事を目的している。

次に膣に挿入する部分であるが、突起物は膣内の膀胱裏にあたるように半円状をした形となっている。膣壁にあたる部分には電極用のパッドと少し膨らみのある部分には小型のバイブが内蔵されている。

何故、半円状のくぼみある形にしているのかといえば、そのままでペニスやディルド等の挿入が出来るよう考えた末の構造である。

またこの半円状のものを挿入する事で膣口は常に半開きを強いられ何かを挿入して塞いでもらっていないと膣分泌液(愛液)が出てくると常に垂れ流しの状態になる事も想定しての構造となっている。

 

智美は化粧室に入ったあと個室内の棚に荷物を置き、スカートを捲り上げ、下着を下ろしてまず排尿を済ませた。

トイレットペーパーで肌に付いた尿をふき取り、そのあと巾着袋から、消毒液とガーゼを取り出し尿道付近を消毒する。

次に箱から尿道プラグを取り出した。尿道プラグは袋の中にさらに作成後消毒処理をしているのであろう、真空パックにされていた。

ここからは少し慎重にことを進める、雑菌が付くと大変な事になりかねない。手も消毒液を使って拭いた後に真空パックの袋を破って尿道プラグを取り出す。

尿道プラグにキシロカインを塗り尿道プラグの先端を尿道口にあてがい少し押し込んでいく。

太目の尿道プラグが尿道口を押し広げ入っていく。

(嗚呼、きつい。少し太く見積もり過ぎたかな。)

中に入る感覚に翻弄されながらも、さらに押し込んでいく。半円状の突起物も膣口に触れた。プラグを押し込む手とは別の手で少し膣口を広げながら更にプラグを押し込む。尿道と膣に異物が挿入される感覚に、思わず、

「アッ!!」

と声が漏れた。慌てて声を押さえ込む。口の中も舌が動かせなくて唾液がいっぱいで、それも呑み込みながらさらにプラグを押し込んでいく。

尿道プラグの先がチクリと感じるところに当たる。膀胱の入り口膀胱頸部筋に触れた証拠だ、これを越えれば膀胱の中に入ると思い少し気を引き締めて押し込んだ。その瞬間少し痛みを感じたが、そこを過ぎればもう痛みは感じなくなった。

完全にプラグともうひとつの突起物を根元まで挿入が済んだとき、小陰唇のあたりが粘液で濡れていた。智美は恥ずかしくなり、

(今の私どういう顔をしているんだろう。)

と思うと同時に顔が熱くなるのを感じながら濡れた部分をガーゼで拭きとった。

このままじゃ抑えていないと抜けてしまうので膀胱内のバルーンへの注入口に注入器をあてがいバルーンを膨らます準備かかった。

バルーン用注入器の中には、あらかじめ液体が入っていたのでそれを注入することにした。バルーンを液体(空気)で膨らます事で膀胱にそのバルーンが引っかかって尿道プラグも抜ける事はなくなるのである。

バルーン注入器の中に入っている液体注入量を見て智美は愕然とする。注入器の液体の量は100mlが三本で注入すれば智美は尿意を感じる量であった。

(ひどい)

と思いながら、ゾクっとして子宮が疼く。

(あまりYを待たせて置けない。)

と注入器をバルーン注入口へと差込み液を注入していく。まず注入する際ゆっくりとシリンダーを押して注入していく。痛みを感じないかを確認するためだ。バルーンがちゃんと膀胱内に入っていないと尿道が裂けるのでそうならないように細心の注意を払いちゃんとバルーンが挿入されているかを確かめながらゆっくりと液を注入していく。

1本目の注入が終わり2本目の注入を終えたあたりから少し尿意を感じるが、これが彼の意思だと残りの1本もすべて注入し注入器を外した。

注入器を外した時点で逆流防止弁が閉じ、バルーン内の液体は抜けなくなるので智美の膀胱で存在感を保ち続ける事になった。

口の中に唾液があふれ、膣に挿入された突起のせいで分泌液も止まらない。膀胱内はバルーンがあり尿意を感じさせられ、智美は軽くトランス状態になりたい感情を抑え、下着にナプキンをあてがい衣装を調えて、化粧室の洗面台で身なりを整えて化粧室を出た。

股間に異物を挿入したことで足元がまだおぼつかない状態で智美は席へと戻ってきた。席に戻ってきたあと、プラグの入っていた箱と器具や薬品の入っていた巾着をYに手渡した。

『ゆっくりだったね。装着しながらオナニーでもしていたのかな。』

「う~~。」

反撃の言葉を口に出そうとして言葉が出ず、

(くやしい~~)

と思いながら、続く言葉を呑み込む智美だが、顔は真っ赤だった。

そんな智美を見ながらYが、

『2つ目の器具も装着できたし、智美がコーヒー飲んだら外に出ようか。』

といってきたので、智美は飲みかけのコーヒーを少し飲みかけて、

(バルーンのせいですでにおしっこ行きたい感じするから、もうこれ以上コーヒーは飲まないほうがいいかな。あと大変だしね。)

と思い、コーヒーはもういいから外に出ようという仕草を見せた。

化粧室で智美がプラグの装着に悪戦苦闘している間に、智美の飲みかけのコーヒーの中に利尿剤を混ぜていたYは、意図する事が期待薄になるのを避けるため、

『外は暑いし、水分分不足になるといけないからゆっくりでいいから全部飲んじゃいなよ。それともおしっこしたばかりなのに、もうおしっこしたいとか言わないよね。』

智美は、

(おしっこしたくなるくらいバルーン膨らませさせておきながら何を言う。)

と思いながら、少しはにかんで愛想笑いしている。

Yははにかんだ顔をした智美を見たあと、受け取った巾着袋の中を確認し、

『あら注入液3本全部使ったんだね。抜けないように1本だけ使えばよかったのに、わざとおしっこ我慢するように仕向けるなんて智美は、ほんとマゾだね。』

といって追い討ちをかける。

(やられた・・・。全部入れてなかったら無かったで、そのとき用にまた違う言葉準備しているんでしょ。)

半分あきらめの心境で、Yを見て苦笑いをしてみせた。

智美が残りのコーヒーを飲んだのを確認したところでYが、

『じゃあ、そろそろ移動しようか。』

と席を立ったのに続き智美も席を立ちあがった。

 

作:Satomi

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